自動販売機で1万円札が使えないときに一番多い理由は?キャッシュレス自販機についても紹介

読み物・用語集Glossary

自販機や弊社で取り扱う商材を題材にした記事一覧

自動販売機で1万円札が使えないときに一番多い理由は?キャッシュレス自販機についても紹介

一万円を使いたい

自動販売機で1万円札が使えずに困った経験はないでしょうか?

基本的に飲料用の自動販売機では、1万円札が使えないのが一般的です。一部の自動販売機では、1万円札を含めた高額紙幣に対応した自販機や、キャッシュレス決済のできる自販機も登場していますが、まだ少ないのが現状です。

この記事では、飲料用の自販機で1万円札が使えない理由や、近年増え始めている高額紙幣に対応した自販機、キャッシュレス決済対応の自販機についても詳しく解説します。

一般的な自動販売機で使えるお金の種類

お金の種類

飲み物が買える一般的な飲料自動販売機の場合、使えるお金の種類に限りがあります。

一般的な自販機で使えるお金と使えないお金の種類は以下のとおりです。

使えるお金 使えないお金
10円硬貨
50円硬貨
100円硬貨
500円硬貨
1,000円札
1円硬貨
5円硬貨
2,000円札
5,000円札
1万円札

参照:日本コカ・コーラ

端数となる1円、5円硬貨や、1,000円札以外の紙幣は使用できない自販機がほとんどです。

そのため、基本的に飲料の自販機を利用するときに5,000円札や1万円札しか手元にない場合、事前に両替しなければなりません。

1万円札が使える自動販売機もある

飲料ではなく、食料品や雑貨類など比較的高額なものを販売している自販機では、1万円札を含む高額紙幣に対応している場合があります。

また、飲食店内に置いてある食券販売機でも、1万円札を使えることがあります。電車や新幹線に乗るときに利用する自動券売機も、ほとんどの場合、釣り銭切れが起こらない限り1万円札を使用できます。

このように、1回の利用で1,000円以上のものを購入するケースのある自販機では、1万円札を含む高額紙幣が使えるようになっています。

ちなみに、5,000円札や1万円札が使える自販機には、紙幣専用の返却口がついているものが一般的です。高額紙幣が使えるかどうかわからない場合は、紙幣専用の返却口の有無で見分けましょう。

自動販売機で1万円札が使えないものが多い理由

使えない

自動販売機で1万円札が使えない理由として、以下の4つが挙げられます。

  • お釣りを大量に用意する必要があるため
  • 防犯対策のため
  • 紙幣詰まりを防ぐため
  • 両替目的の利用を防ぐため

それぞれの理由ごとに解説します。

お釣りを大量に用意する必要があるため

多くの自販機で1万円札が使えないのは、釣り銭のリスクがあるためです。

一般的な飲料自動販売機では、低価格なものを販売しているため、1万円札を使えるようにするには釣り銭を大量に用意しなければなりません。

例えば、自販機で140円の飲み物1本を1万円札で購入した場合、お釣りは9,860円です。

売れるかどうかわからないものに対して、あらかじめ釣り銭を大量に用意しておくのは、販売者にとって大きな負担となるでしょう。さらに、万が一途中で釣り銭が足りなくなると、自販機が使えなくなってしまいます。

防犯対策のため

防犯対策につながることも、1万円札が使えない自動販売機が多い理由です。

自販機は、商品や釣り銭を補充するとき以外は基本的に無人です。また、設置されている場所は、必ずしも人通りが多いとは限りません。

自販機に釣り銭が大量に入っていると、窃盗のリスクが高まります。釣り銭目的で自販機を破壊されると大きな損害となるでしょう。

紙幣詰まりを防ぐため

自販機で1万円札を使えるようにすると、お釣りとして多くの紙幣や硬貨を返却する必要があります。

しかし、現在多く出回っている自販機の紙幣識別装置は、複数枚の紙幣を返却できるように作られていません。複数枚の紙幣を返せるようにするには機械の交換が必要であり、メンテナンスの手間やコストがかかってしまいます。

また、現在の紙幣識別装置は紙幣が詰まりやすいため、1万円札を使えるようにすると自販機が壊れる原因にもなりえます。

紙幣詰まりを防ぐために、高額紙幣への対応をためらう販売者も多いと考えられます。

両替目的の利用を防ぐため

自動販売機で1万円札が使えると、両替目的の利用者が増える可能性があります。利用者が増えれば、その分釣り銭が出ていくため、釣り銭切れを起こしやすくなります。こまめに釣り銭を補充する必要があると、販売者にとって大きな負担となってしまうでしょう。

また、釣り銭の補充が間に合わなかった場合、本当に商品を求めている消費者への販売機会を逃してしまうリスクもあります。

1万円札を使えるようにするのは、販売者と消費者のどちらにとっても不便になるおそれがあるのです。

キャッシュレス対応の自販機も増えている

電子マネーのイメージ

近年、現金に加えてキャッシュレス決済に対応した自販機も増えています。小銭がなくても、キャッシュレス決済に対応した自販機であれば商品を購入できます。

自販機で使える主なキャッシュレス決済の種類は次のとおりです。

キャッシュレス
決済
概要 代表的なもの
交通系
電子マネー
公共交通機関の運賃の支払いをメインとした電子マネー。 Suica、PASUMO
QRコード決済 スマホでQRコードを表示または読み込みで支払える決済方法。 PayPay、楽天Pay
流通系
電子マネー
小売店や通信販売での利用をメインとした電子マネー。 nanaco、WAON
クレジット
カード
タッチ決済のみ利用可能。ただし、対応の自動販売機は少ない。 JCB、Visa

キャッシュレス決済を利用できればお釣りも発生しないため、スムーズに支払いができるでしょう。

高額紙幣・キャッシュレス対応自販機を設置するメリット

設置のメリット

高額紙幣やキャッシュレス決済対応の自販機を設置すると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。

ここでは2つのメリットを解説します。

機会損失を防げる

高額紙幣・キャッシュレス決済対応の自販機を設置すれば、商品を購入する消費者の機会損失を防げます。

従来の自販機で取りこぼしていた「1万円札しか持っていない」「現金を持ち合わせていない」といった消費者にも商品を購入してもらえる可能性が高まります。消費者にとって商品購入への利便性が向上するため、顧客満足度アップにつながるでしょう。

特に、キャッシュレス決済に対応していれば、日本円を持ち合わせていない海外からの旅行客の集客が可能です。高額紙幣・キャッシュレス決済対応の自販機は、消費者のさまざまなニーズに対応できます。

売上増加につながる可能性も

高額紙幣・キャッシュレス決済対応の自販機を設置すると、売上増加につながる可能性もあります。さまざまな決済方法を利用できることで、単純に利用者数が増加するだけではなく、一度にたくさんの商品を購入する消費者も増えるためです。

また、高額紙幣に対応していれば、高額な商品やサービスの提供も可能となります。より高額な商品やサービスを取り扱えば、さらなる単価アップも期待できるでしょう。

自動販売機のことなら和光産業におまかせください

キャッシュレスの対応

和光産業では、さまざまな自動販売機や後付け可能なキャッシュレス決済端末(QRコード決済)を取り扱っています。レンタル、購入どちらでも可能です。

また、和光産業の「VUK 自販機アップグレードソリューション&管理システム」であれば、工場に自販機を戻す必要がなく、現地で直接取り付けができます。

余計な手間をかけずに現在お使いの自販機をキャッシュレス決済対応へアップグレードできるうえ、リアルタイムでの在庫管理が可能です。さらに、商品管理や売上高管理などもオンラインシステムを用いて簡単にデータ化できます。

お客様のビジネスに合わせて、さまざまなご提案を行っています。高額紙幣やキャッシュレス決済対応の自販機を導入したい方は、ぜひ一度和光産業へご相談ください。